販社ニュース HPCに参加して ? <北野異人館> 2011年11月11日 (金)
港を見下ろす高台一帯が、異人館街として有名な北野町。ブティックやレストランも多く、華やかな雰囲気の漂う異国情緒あふれた所でした。

急な上り坂で地ビールの水分補給をしながら、最後の階段を上がって到着。
風見鶏(カザミドリ)の館と、萌黄(モエギ)の館がお目見えです。
どちらの館も贅を尽くした造りとなっていて、建築物も立派でしたが、
カットの素晴らしいグラスやロイヤルコペンハーゲンの食器類、バスタブに至るまでアンティークなものばかりに囲まれて、豊かな優しい時間を感じられました。
ちなみに、置いてあったピアノには燭台が付いていて、ショパンの時代のものだそうです。驚きでした。

中でも印象的だったのは、萌黄の館。
木造2階建ての建物は、その名の通りに淡いグリーンの外壁と、お洒落な張り出し窓といった洋館を思わせる建築でありつつも、日本風の瓦屋根をのせている何ともミスマッチなような、でもどこか懐かしいような外観でした。100年以上前の西洋との出会いそのままを感じられました。
個人的には、2階にあるサンルームが気に入りました。当時はたくさんの植物に囲まれて、日が入る部屋でお茶をしたり、本を読んだり、昼寝をしたりと過ごしていたでしょう。
許されたなら、神戸の街並みを見下ろしながら、こちらで地ビールを頂きたかった…。

太田遼
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